宮城県産の夏イチゴなどの果物や野菜を香港に海上輸送するため、コンテナへの積み込みが行われました。県産の夏イチゴが海外に向けて海上輸送されるのは初めてです。
香港に向けて海上輸送されるのは、県産の夏イチゴや山形県産のメロンなど4つの道県の果物や野菜8品目、約4トンです。
県産の夏イチゴが海外に海上輸送されるのは初めてです。
複数の産地から野菜や果物を仙台に集める今回の海上輸送は、収穫期間の違いや全ての品目がそろうまでに時間がかかることから、長期間品質を保つことが欠かせません。
このため、中の空気を調節できる袋で梱包します。更に冷却設備のあるコンテナに積み込んだうえで、陸上の輸送を仙台港までと短くすることで、鮮度を保ったまま海上輸送が可能になります。
県国際ビジネス推進室折橋正樹副参事「こういった輸出の技術、品質保持は他の国や地域産品でも同じように必要なものと思いますので、より多くの国々に地域の青果物や農産物を広げて、輸出していければなと」
コンテナを乗せた船は8日に仙台港を出港し、横浜港を経由して22日ごろに香港に到着する予定です。