熊本県では、大雨特別警報が発表され、各地で被害が出ています。

 気象庁は熊本県玉名市と長洲町、八代市、宇城市、氷川町、上天草市、天草市に大雨特別警報を発表しています。

 玉名市では11日午前8時すぎまでの12時間で404.5ミリの雨が降り、平年8月の倍以上となっています。

 熊本県甲佐町で車で避難していた男性が土砂崩れに巻き込まれるなど県内各地で被害が出ています。

 また、福岡県福津市では夫婦とみられる60代男女が川に流され行方不明です。

 九州北部ではあと数時間、線状降水帯が発生する恐れがあり、引き続き災害の発生に警戒が必要です。