ベガルタ仙台は終始、攻め続けながらゴールを奪えず徳島に完封負けを喫しています。5位に後退しています。

 10日は相良竜之介が約4か月ぶりにスタメンに復帰。ベガルタは立ち上がりから攻めます。

 まずは小林心がシュート。惜しくもキーパーに阻まれますが松井のパスも見事でした。

 ところが前半20分、エウシーニョにゴールを決められアウェーの徳島に先制を許します。

 ゴールの直前には競り合った石尾がケガをするアクシデントも重なりました。石尾は負傷交代となります。

 1点を追うベガルタは4か月ぶりスタメンの相良がエンジン全開。再三、徳島の相手ゴールを襲います。

 しかし決めることが出来ません。それでも前半で交代するくらいのつもりだった、と相良は全力で走り続けチャンスを作ります。

 ゴール前へ折り返すとキャプテン郷家。ここもあと一歩でした。

 フリーキックには井上詩音。ベガルタは1点をリードされたまま前半を折り返します。

後半も攻め続けるベガルタ、小林が抜け出しますが、シュートは相手キーパーに阻まれます。

 パスを受けた相良は得意のドリブルで相手をかわしてシュート。しかし守りを固めた徳島のゴールをこじ開けることが出来ません。

ベガルタはリーグ最少失点の徳島を相手に悔しい完封負け。5位に後退しています。

 相良竜之介「久々のスタメンということで気持ちも高ぶった。チームを勝たせたい気持ちだけで臨んだ。出来なくて悔しい」

 ベガルタ仙台は16日、アウェーでレノファ山口と対戦します。

【10日】仙台0−2徳島@ユアテックスタジアム仙台