1勝1敗で迎えた楽天と西武の第3戦は、土壇場で追いつかれ延長戦の末サヨナラ負け。手痛い敗戦となりました。
楽天の先発は40歳のベテラン・岸投手。伸びのあるストレートを中心に西武打線を4回まで1安打無失点に封じます。
1点リードの5回表、前日の試合で4安打の1番・中島が今シーズン2本目のホームランで追加点。2点のリードをもらった岸ですがその裏、突如崩れます。
この回先頭のデービスと続く外崎に2者連続ホームランを浴び、あっという間に同点に追いつかれます。
それでも粘り強いピッチングで後続を切って取ると6回表、得点圏にランナーを置いて6月19日以来のスタメン9番・武藤が、ライトへのタイムリー2ベースで再びリードを奪います。
さらに8回、辰巳の5号ソロホームランでリードを広げ試合は最終回へ。
しかし、守護神・則本がピリッとしません。2つのフォアボールとヒットで満塁のピンチを迎えると、フォアボール押し出しで一点差。さらに、犠牲フライで同点に追いつかれてしまいます。
延長10回、この回からマウンドに上がった鈴木翔天投手が満塁のピンチを迎えると、最後は外崎のタイムリーでサヨナラ負け。痛い痛い敗戦となりました。
現在楽天は4位。3位オリックスが勝ったためゲーム差が4に広がりました。楽天は13日から京セラドーム大阪でオリックスと2連戦です。
【11日】西武5−4楽天@ベルーナドーム