宮城県名取市にある回転ずしチェーンの店舗で17日、3歳の女の子が消毒用の洗剤が付着した氷を口にして緊急入院していたことが分かりました。
塩釜保健所や家族によりますと17日、はま寿司名取杜せきのした店で家族と訪れていた3歳の女の子が注文したアイスクリームのふたに付着していた氷を口にしたところ、異常を感じ吐き出しました。
氷からは強い塩素系の匂いがして家族が触るとヒリヒリする状態だったということです。
その後、女の子は口の中やのどに痛みを訴え仙台市の病院に緊急入院しましたが、命に別状は無いということです。
父親「自分の生活圏内の中にそんな出来事が起こるんだということがまず許せない。やはり親としては憤りを隠せないというか」
店の運営会社によりますと、発生日前日の閉店後アイスクリームを保管するための冷凍庫の上に洗剤などを吹きかける用具を置いたところ、洗剤が漏れて冷凍庫内に流れ込みアイスクリームの容器に洗剤が付着してしまったということです。
「お客様とご家族に多大なる苦痛とご迷惑をおかけしておりますことを深くおわび申し上げます。全国の店舗で管理体制の一層の強化に努めてまいります」とコメントしています。