公安調査庁はオウム真理教の後継団体「アレフ」に対して公開の意見聴取への出頭を求めましたが、定刻になっても現れませんでした。

 公安調査庁は7月、オウム真理教の後継団体「アレフ」の活動を制限するために、施設の利用を禁止する再発防止処分の半年間の延長を公安審査委員会に請求しています。

 今月20日に公開の意見聴取が行われ、公安審査委員会がアレフに出頭を求めていましたが、定刻になっても姿を現しませんでした。

 アレフを巡っては、麻原彰晃こと松本智津夫元死刑囚の次男が「2代目グル」を自称し、「意思決定に関与して組織運営を主導している」と公安調査庁が認定しています。