東北地方の自治体や企業の担当者に、地域づくりの最新技術を紹介する展示会が仙台市青葉区で始まりました。
仙台国際センターで始まった6回目となる地域テック東北は、全国から101社が出展し様々な業務支援の技術を紹介しています。
福岡県の会社が開発したのは、水門を遠隔で操作できるシステムです。既存の水門に装置を取り付けるだけで使えるということです。東日本大震災では水門を閉めようとしていた消防団員が津波に巻き込まれる事例がありましたが、こうした犠牲を無くせそうです。
ミストシャワーは噴射する水を超微粒子にするためすぐに気化し、設備などの金属がさびる心配が無いということです。熱中症対策としても、エアコンを大量に使うより電気代が安くなるということです。
会場には、新技術の導入を検討する自治体の担当者らが訪れていました。
「生成AIの企業がたくさん出ていて新しい情報が最新に更新されていて、ちょっといいなと思いました」
展示会を企画したのは、徳島県に本社を置くベンチャー企業です。
株式会社あわえ天野桂介さん「私どもは、とにかく日本の地域を元気にということを目標に頑張ってやっているわけなんですけども、地域づくりが前に進めばいいとそういう強い思いを持ってやらせていただいております」