北海道旭川市の弁当店で腸炎ビブリオによる集団食中毒が発生していたことが分かりました。144人が下痢などを訴え、そのうち1人が死亡しました。
旭川市保健所によりますと、先月25日、市内の弁当店「昼めし屋」で購入した弁当を食べた人から下痢や腹痛の症状を発症したと連絡がありました。
保健所がこの店で弁当を購入した人の便を調べたところ、144人に下痢などの症状があり、一部の人の便から腸炎ビブリオが検出されたということです。
保健所によりますと、このうち60代の男性が死亡しましたが、食中毒との因果関係は分かっていません。
店は、29日から営業を自粛しています。