中国海軍は3隻目の空母となる「福建」が台湾海峡を通過したと発表しました。
中国海軍の報道官は「福建が台湾海峡を通過し、南シナ海の海域へ進み、科学研究と訓練を実施した」と発表しました。
具体的な通過の日時については明らかにしていません。
海軍の報道官は「今回の試験訓練は空母建造における通常のプロセスであり、特定の対象を標的としたものではない」としています。
空母「福建」は、まだ正式には就役していませんが、中国の軍事評論家は「『福建』は以前に東シナ海などで試験航行をしていて、新たな海域での訓練で能力向上を目指す。今回の試験航行は正式就役が近付いたことを意味する」と分析しています。