エルサレムを訪問中のアメリカのルビオ国務長官はネタニヤフ首相と会談し、ガザ地区の停戦などについて議論しました。

 ルビオ国務長官は15日、ネタニヤフ首相と会談した後に、共同で会見に臨みました。

 そのなかで「ハマスは武器を放棄しなければならない」と述べ、「ハマスの排除と人質の解放が実現しなければ、ガザ地区によい未来は訪れない」と強調しました。

 国連総会に合わせてパレスチナの国家承認を表明する国が相次いでいることにも触れ、「解決策にはならず、ハマスの力を強めるだけだ」と牽制(けんせい)しました。

 一方、ネタニヤフ首相は、ハマス幹部の暗殺を狙ったカタールへの攻撃について「テロリストへの警告だ」と述べ、さらなる攻撃も排除しない考えを示唆しました。

 攻撃の成果に関しては情報を収集中で、「失敗ではない」とも主張しています。