収穫されたばかりの岩手県遠野産のホップを使ったビールの仕込みが、仙台市の工場で始まりました。
キリンの一番搾りとれたてホップ生ビールは発売22年目を迎える定番商品で、2025年はイギリスの国際的な品評会で入賞しています。
おいしさの秘訣は製造工程に。一般のビールでは乾燥させたホップを使いますが、このビールでは生の状態から急速冷凍した物を使います。
この「冷凍ホップ」を使うことで、より新鮮な香りを楽しめるビールになるということです。
宮城野区のキリンビール仙台工場で行われた仕込み式には、ホップの産地である岩手県遠野市の多田一彦市長らが参加し、8月収穫されたホップを麦汁の入った釜に投入しました。
北村茂樹工場長「採れたてのホップのみずみずしさとか柑橘系の非常に華やかな香り、味わいが特長だと思います。旬の食材と合わせてぜひ飲んでいただきたいなと思います」