日本政府がパレスチナの国家承認を見送る方針を示すなか、駐日パレスチナ大使が「日本は承認すると信じている」と期待感を示しました。

駐日パレスチナ常駐総代表部 ワリード・シアム大使 「日本がパレスチナ国家を承認する日が近いと信じている」

 駐日パレスチナ代表部のシアム大使は22日、都内で会見を開き、「日本はこれまでパレスチナのあらゆる権利を認めてきた」などと述べました。

 そのうえで「違反者ではなく被害者の側に、国際法の側に」と、日本政府に対して国家承認するよう求めました。

 また、パレスチナが国家として承認されれば「イスラム組織『ハマス』によるガザ統治は終わるだろう」という認識を示しました。