自民党の総裁選挙が告示されたことを受け、立憲民主党の安住幹事長は5人の候補者に対して「大した違いを感じず、つまらない」と指摘しました。

立憲民主党 安住幹事長 「自民党の置かれた状況が(前回の総裁選と)違っているということはあるとは思うんだけど、お行儀よく色々なお話してるから逆につまらないなと。野党に近いことを言ってみたり、大した違いを感じないんですよね」

 安住幹事長はガソリンの暫定税率廃止などの物価高対策を念頭に「石破総理の残した宿題をこなせる能力があるかが最大の関心事だ」と述べました。

日本維新の会 藤田共同代表 「私達が訴えてきた政策、特に社会保険料下げるまたは統治機構改革の副首都構想、外国人(問題)といった非常にこの国家にとって重要な議題、そのあたりどのように姿勢を持っておられるかっていうのはよく注視したい」

 日本維新の会の藤田共同代表は与党連立入りについて「正式にオファーも受けていないし、私たちがアクションを起こすこともない」と強調しました。

国民民主党 玉木代表 「年内に速やかに行うべき物価高騰対策をそれぞれ5人の候補者から明確に出してもらいたいなと。それが明確に出るし、我々の方向性と合致しているのであれば、そのなかで我々も最大限、協力していきたい」

 国民民主党の玉木代表も連立入りの可能性について「信頼関係の醸成が大事だ。誰が総裁になるかより、何をスピーディに成し遂げるかを見定めたい」と述べるにとどめました。