石破総理大臣は国連総会に出席するため、23日にニューヨークに向けて出発します。国連は機能不全に陥っているとして、改革の必要性を訴える考えです。

 石破総理は日本時間の24日午前に一般討論演説を行う予定で、イスラエルによるガザへの地上侵攻を強く非難する見通しです。

 日本は当面、パレスチナの国家承認を見送る方針です。

 ただ、演説で石破総理は「イスラエルが二国家解決への道を閉ざす更なる行動を取った場合には、新たな対応を取る」とし、将来的な承認の可能性を示唆することを検討しています。