宮城県大郷町のスポーツパーク構想が中止になったことをめぐり、町長が町議会で事業者が撤退を申し出た経緯を説明しました。
25日、大郷町議会の全員協議会が開かれ、構想の中止について石川町長に問いただす質問がありました。
鎌田暁史議員「どういった話があったのか、どういう経緯で中止となったのか改めて説明をお願いしたい」
石川良彦町長「今後も資材の高騰が予測されるということで、事業者のスポーツXとして事業費がかさむということ。町長選の結果も受けて、民意も考慮しながら事業から撤退をしたいという考えが示されました」
石川町長は予定地の今後の利用方法については「現段階では具体的な活用方法は無い」とし、議会と町民の理解を得て活性化につながる事業を探していくと述べました。
石川良彦町長「白紙と言うよりは人が集まって来る、にぎわいを創出できる、できれば若い世代、子育てが集えるような施設や環境を作っていきたい」
町は、年内にも予定地の具体的な利用方法を決める方針です。