農林水産省は2025年産の新米について、8月末時点での一等米の比率が66.5%だったと発表しました。
農水省によりますと、8月末時点での新米の検査数量は去年の同じ時期より6.2%多い約29万トンでした。
稲の生育が早く数量が増えたと分析しています。
一等米の比率は66.5%で去年より2.8ポイント上昇しましたが、過去5年間では下から2番目の水準です。
ただ、今回は早場米を中心とした検査で、例年は主な産地の結果が入ると一等米の比率は上がっていく傾向にあるということです。
今年は高温や渇水の影響が懸念されていますが、「今のところ現場からは大きく品質が悪くなるという情報はない」としています。