秋の交通安全運動に合わせ、宮城県警などが飲酒運転の根絶を呼び掛ける決起大会を開きました。

 決起大会は、2005年5月に飲酒運転のRV車が仙台育英高校の生徒の列に突っ込み3人が死亡、15人が重軽傷を負った事故をきっかけに始まり、今回で19回目です。

 仙台中央警察署の1日警察署長に仙台育英高校書道部の鈴木花奏さんが委嘱され、飲酒運転根絶を呼び掛けました。

 鈴木花奏「1人1人の本当に少しの心掛けで防止できるものだと思うので、誰かの命を背負っているということを忘れずにいてほしいと思います」

 大会の後、飲酒運転根絶を訴えるパレードが行われました。

 宮城県の飲酒運転による事故は、2005年の253件から2024年は39件と大幅に減ったものの根絶には至っていません。