東京・葛飾区などを流れる江戸川が台風などで氾濫したり、地震によって橋が崩落したりした想定で警視庁が水難救助訓練を行いました。

 葛飾区の江戸川沿いで行われた訓練は警視庁や陸上自衛隊などが台風で川が氾濫し、流された人をヘリコプターや水上バイクを使って救助する想定で行われました。

 訓練では溺れている人にロープがつながった浮き具を渡すための「救命発射銃」が使われ、約90メートル離れた要救助者を救助する手順などを確認しました。

 今年に入って都内でも川の氾濫や浸水被害が起きていることから、警視庁は各団体との連携を強化したいとしています。