9日に告示される宮城県知事選挙に、新たに新潟大学で准教授だった男性が立候補を表明しました。立候補を表明したのは7人目で、過去最多です。

 立候補を表明したのは、富山県高岡市出身で新潟大学農学部の准教授だった古市尚高氏(72)です。

 古市氏は村井県政を批判するとともに、子育て政策の充実や世界トップレベルになる公共大学の設置、小型水力発電の導入などを訴えています。

 子育て支援策では第1子に300万円、第3子に500万円の給付金と、子育て世帯に毎月3万円を支援するとしています。

 古市尚高氏「(村井知事が)20年間知事をやったということで、じゃあ実際にまだ困っている人たちが沢山いますねという場合、じゃあ今のやり方でいいんですかということです」

 9日に告示される宮城県知事選挙には、現職の村井嘉浩氏さん、元角田市職員の伊藤修人氏、県議会議員の遊佐美由紀氏、元参議院議員の和田政宗氏、自然塾を主宰する金山屯氏さん、出版社社員の武藤心平氏さん(49)が立候補を表明しています。