芋煮会のシーズンですが、猛暑などの影響で芋煮に欠かせない野菜が高騰し影響が押し寄せています。
仙台市太白区の八木山ベニーランドでは、9月から11月にかけて材料や鍋などが準備されている芋煮会場を提供しています。
「おいしいですね。大人数でいただくと、味もまた格別ですね」「季節の物を食べられるというのが最高ですね」
料金は大人1人2400円、野菜の値上がりの波がここにも押し寄せています。
八木充幸園長「ここ3年くらいは食材の値上がりが本当に続いていまして、4年位前までは何とか2000円でやっていたんですけれども、その後2年経って200円上げさせていただき、前年も更に200円上げさせていただいたということでですね」
東北農政局は9月30日、消費量が多い野菜14品目について10月の卸売価格の見通しを発表しました。
このうち、芋煮で使われるサトイモやネギ、ニンジン、ハクサイの4品目は全て過去5年の平均より1割以上高くなる見込みです。
猛暑や水不足により野菜の作柄が悪く、入荷量が少なくなっていることが要因とみられます。
八木山ベニーランドでは、毎年3月に遊園地の料金とともにその年の芋煮の料金も決めているため、途中での値上げができないということです。
八木充幸園長「配布しているマップの料金表に芋煮の値段を出させていただいていますので、もう3月からは途中で貼り替えて変えるということができないものですから。薪の費用も上がっていますので、来シーズンはちょっと考えなければいけないかもしれない」