JR仙台駅前の旧さくら野百貨店が入っていたビルの解体が、11月から本格的に始まることが分かりました。仙台市中心部では、いくつかの再開発計画が進められています。
旧さくら野ビル向かいのEDENの跡地は、建物は解体済みで温泉掘削などの可能性を探っている状況ということです。
青葉通沿いの読売仙台ビルは、2029年度の完成を目指し新たなビルの建設が計画されています。地上10階以上を想定し低層階に店舗、中層階にオフィス、高層階にホテルが入る予定です。
仙台市役所の前にある、黒ビルの愛称で親しまれた第一生命ビルは現在、解体工事が進められています。新しいビルは地上13階、地下1階の高さ約60メートルで2028年ごろの完成を目指します。外観は、白一色のデザインになるということです。
東二番丁通沿いの電力ビルもオフィスや店舗、多目的ホールなどを備えたビルの建設計画があります。本館の解体は2030年度を予定していて、完成は2035年度ごろを目指すとしています。
再開発は、仙台市による老朽化ビルの建て替え費用補助や、容積率の緩和などが後押ししています。