ウクライナへの侵攻を続けるロシアのプーチン大統領は7日、73歳の誕生日を迎えました。自身の誕生日を軍関係者らと過ごすのは異例です。

 プーチン大統領は73歳の誕生日に国防省やロシア軍の司令官らとともに歴代のロシア皇帝が埋葬されているサンクトペテルブルクのペトロパブロフスク大聖堂を訪れました。

 訪問の理由についてプーチン大統領は「現代ロシアを形作った人々の墓があるからだ」と説明しました。

 その後、会議室に移動したプーチン大統領はウクライナ侵略を指して「2022年2月の決定は正しく、時期を得たものだった」と述べ、侵攻の正当性を改めて主張しました。

 プーチン大統領が自身の誕生日を軍の司令官らと過ごすのは初めてとみられていて、長期化するウクライナ侵攻への決意を示す意図があると指摘されています。