自民党との連立解消を表明した公明党が来週以降、国会対応を巡る野党間の協議に参加する意向を立憲民主党に伝えたことが分かりました。

 立憲幹部によりますと、公明党が連立離脱を表明した10日に、立憲と公明の国会対策委員長が電話で会談しました。

 立憲が野党の国対委員長会談などへの協議に参加するかどうか確認したところ、公明側が「これからは野党としてやっていくので、ぜひ参加させてほしい」と応じたということです。

 公明党の斉藤代表は「政策実現のために国会の中でありとあらゆる可能性を実現していきたい」と述べていて、野党間の協議の場に参加しながら企業・団体献金の規制強化などの実現を目指していくことになります。