台風22号による被害の復旧作業が進むなか、さらに台風23号が接近している東京・八丈島から報告です。

 (社会部・屋比久就平記者報告)  町が運動公園に設置したごみの仮置き場に来ています。

 こちらの仮置き場は11日から開設され、12日朝も午前9時から運搬が始まり、現在も続々と災害廃棄物が運び込まれています。

 寄って見てみますと、家屋の木材や屋根などが積まれていて、9日に直撃した台風22号の被害の大きさを改めて実感します。

 住民の人々は徐々に復旧に向けて歩み始めているのですが、そんななかで心配されるのが台風23号です。

 実はこちらの仮置き場も、11日は午後4時まで受け入れを行なっていたのですが、12日はこのあと雨風が強まる予想を受けて、正午をもって受け入れを中断するということです。

 話を聞いた住民の人からは、八丈島は台風に慣れているものの、22号で大きなダメージを受けているなかで次の台風がくるのは不安だと心配の声が聞かれました。

 町では屋根にブルーシートを張るなど台風23号への備えが着々と進められています。