ガザ地区の停戦発効によって、イスラム組織ハマスに捕らえられた人質の解放が近く始まる見通しです。イスラエルでは、人質の家族らが集会を開きました。
11日、テルアビブで開かれた集会にはおよそ40万人が詰め掛け、和平合意を祝いました。
アメリカのウィトコフ中東担当特使も参加し、トランプ大統領の功績をたたえました。
ガザ地区に残る人質は48人で、このうち生存しているのは20人とされています。
トランプ大統領は13日にも解放が始まるとの見方を示しています。
一方、ガザ地区では退避させられていた数万人が、ガザ市などに戻り始めています。
ただ、停戦が発効した翌日の11日には、ガザ上空で黒い煙が上がっているのが確認されています。