秋休み中の子どもたちが建設中の仙台市役所の新庁舎を見学し、地震への備えなどを学びました。

 建設中の新庁舎に関心を持ってもらおうと仙台市が開催した見学会には、90組の親子が参加しました。

 本庁舎は地下部分を建設中で、参加者は免震装置の構造について説明を受けました。

 新田智紀記者「新しい市役所の地震への備えを確認するため、参加者は免震装置を体験しています」

 参加者は、免震装置により東日本大震災クラスの揺れがどのくらい軽減するかを体験し、防災拠点となる市役所の役割を学んでいました。

 大型クレーンが稼働している様子などもを見学し、工事現場の迫力を感じていました。 見学者「結構大掛かりですごいなと思いました。クレーンを操縦する人がわざわざ中のはしごを渡っていくのがすごいなと思いました」「絶対立ち入れない場所なので、子どもよりも私が興味津々で申し込んだ」「耐震と免震で全然違うと知ってすごかった」

 新しい仙台市役所は地上15階、地下2階建てで延べ床面積は約6万平方メートルです。2027年11月の完成を目指しています。