人気ゲームアプリ、ドラゴンクエストウォークのリアルイベントが、11月に仙台市で初めて開催されます。

 ドラゴンクエストウォークは、街を歩きながらスマートフォンの位置情報を使ってアプリ上で出現するモンスターを倒し、冒険を進めるゲームアプリです。

 そのリアルイベントが11月1日と2日、仙台市泉区の七北田公園とユアテックスタジアム仙台をメイン会場に、東北で初めて開催されます。

 仙台市観光戦略課日下和彦課長「歩いて仙台の魅力を体験いただきながら、ゲームもクリアしていく。そういうイベントになります」

 これまでに北海道や熊本県など4カ所で開催されてきたイベントでは、プレイヤーが会場に設置されたスポットを巡ることで、ゲーム上で特別な称号をゲットできます。

 仙台市でのイベントには、2日間で約2万人が参加すると見込まれています。

 仙台市は交流人口の拡大などを目的に、アニメやゲームなどの大規模イベントの誘致を強化しています。

 2024年にはポケモンGOの世界的なイベントが開催され、約74億円の経済効果がありました。

 仙台市観光戦略課日下和彦課長「仙台市としては位置情報ゲームのイベントが開催されることで、多くの観光客の方に来ていただけることが分かりましたので、是非仙台市を会場にゲームイベントをしていただきたいという強い思いを持っていました。そういう思いを持って主催者の方に働き掛けをさせていただいて、仙台市の協力も得られるのなら是非仙台市でやってみようというご回答いただき今回開催に至った」

 リアルイベントに合わせ、10月31日から11月3日まで仙台市中心部の6つの商店街では、ドラゴンクエストウォーク秋祭りを開催します。商店街でスタンプラリーや、対象店舗を利用するとステッカーがもらえるキャンペーンなど、ゲームの参加パスを持っていなくても誰でも参加できます。

 仙台市観光戦略課日下和彦課長「イベントには、全国から多くのドラクエファンの方がいらっしゃると思っています。仙台市でこのゲームに合わせて観光や飲食を楽しんでいただけることによって、仙台ファンも増えると期待しています」