大量のコカインを飲み込んで密輸しようとしたとして、ブラジル国籍の男女が逮捕されました。
麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、いずれもブラジル国籍のメンドンサ・ロペス・ジエゴ容疑者(38)と、19歳の女です。
警察などによりますと、2人は8月、ブラジルから関西空港に到着しましたが、入国の際、小分けにしたコカイン合わせて1578グラム、末端価格3947万円相当を飲み込んで隠し、密輸しようとした疑いが持たれています。
2人の荷物が少なかったうえ、コカインを飲み込んでブラジルから入国するケースが近年、多発していることから税関職員が不審に思い、任意の検査を実施し、体内から異物が見つかりました。
その後、病院でCT検査をした結果、大量のコカインが映っていたということです。