仙台市は、2026年4月から子ども医療費無償化の対象を18歳まで引き上げることを発表しました。
仙台市によりますと、現在子ども医療費無償化は15歳までですが、2026年4月からは18歳までに引き上げるということです。
このほか、初診時の500円と入院10日目までの1日500円の利用者負担金も2026年4月から廃止となります。
仙台市はこの無償化の年齢引き上げについて「子育て世帯の経済的な負担を軽減し、更なる福祉の充実を図るため」としていて、年間11億円の支出増加を見込んでいます。
新たに無償化の対象となるのは現在の高校1年生と2年生の約1万9000人です。
仙台市は11月に受給者登録のための申請書の送付を開始します。世帯ごとの登録が必要です。
仙台市が無償化の対象を拡大したことで、宮城県の全市町村で18歳までの子どもの医療費が無償となります。