災害時の避難所生活では、炊き出しの時などに食べ物を入れる容器が数多く必要になります。こうした資材を届けてもらうための協定を、宮城県多賀城市が企業と結びました。
多賀城市が協定を結んだのは、仙台市が本社の包装資材などを扱う高速です。
地震や水害などの発生時に避難所では炊き出しなどが行われますが、その際に食料を入れる容器が数多く必要となります。
今回の協定により、多賀城市からの要請があった場合に高速はトレーや割りばし、ラップといった資材を速やかに避難所に届けることになりました。
高速樋本裕司宮城支社長「洗い物ができない時とかはラップで容器にくるんでですね、ラップさえ取っていただければ洗い物がなくなるとかそういったご提供もできるのかなと思っております」
高速が協定を結ぶ自治体は、宮城、岩手、福島の3県に次いで4例目で市町村では初めてです。