ロシアメディアによると、ロシアのプーチン大統領は29日、核弾頭を搭載できる新型原子力魚雷「ポセイドン」の発射試験に成功したと発表しました。

プーチン大統領 「速度と深度において世界に類を見ない存在で、近い未来に同等のものが現れる可能性は低いです。ポセイドンは迎撃不可能です」

 新型大陸間弾道ミサイル「サルマト」と比較しても「威力はポセイドンの方がかなり上回る」と豪語したということです。

 ロシアメディアは、ポセイドンの射程はおよそ1万キロ、時速185キロで、使用すれば放射性物質を含んだ津波を発生させ、沿岸都市を居住不能にすることができると説明しています。

 ロシアは、21日にも開発中の原子力推進式巡航ミサイル「ブレベスニク」の発射試験を行っています。

 このミサイルは原子力エンジンで飛び続けるため、射程は“ほぼ無限”で、飛行経路の予測も難しいとロシア側は主張しています。

(「グッド!モーニング」2025年10月31日放送分より)