リチウムオン電池が原因の火災などが相次ぐなか、政府はモバイルバッテリーなどの回収をリサイクルを行う事業者に義務付けることを検討していることが分かりました。

 モバイルバッテリーなどに使用されるリチウムイオン電池は充電中や、ごみ処理の過程で発火するケースが相次いでいます。

 政府はモバイルバッテリーや加熱式たばこの機器などの品目について、リサイクル事業を行う認定事業者に回収と再資源化を義務付ける「小型家電リサイクル法」の回収対象に追加することを検討していることが分かりました。

 環境省では31日、消費者庁や経産省など関係省庁による連絡会議が開かれました。

 火災を防ぐとともに、リチウムイオン電池に含まれる金属の再資源化の推進など対策を年内にまとめるとしています。