大地震が発生し、仙台駅周辺で多くの帰宅困難者が発生したという想定で訓練が行われました。

 この訓練は最大震度6強の地震で公共交通機関が停止した想定で行われ、約150人が参加しました。

 今年の訓練ではスマートフォンで一時滞在場所を予約できるシステムを導入。市の職員が帰宅困難者を振り分ける手間をなくすことができます。

 参加者たちは、予約した一時滞在場所のオフィスビルまで移動。水や食料などの物資が配布されるまでの流れを確認しました。

【参加者】

「地震があった時とかにこういう公共のものが色々準備されていることが分かりましたので活用していきたい」

 東日本大震災と同じ規模の地震が起きた場合、仙台駅周辺では約1万1000人の帰宅困難者が発生すると推計されていて、市では駅周辺の24カ所を一時滞在場所として確保しています。