公正取引委員会は、トヨタ自動車東日本が下請け業者に自動車部品の金型や製品を無償で保管させたとして、下請法違反で勧告を出しました。
 公正取引委員会によりますと、トヨタ自動車東日本は昨年度、下請け業者10社に、1年以上発注をしていない部品の金型合わせて440個を無償で保管させていました。
 また2023年度〜2024年度には、下請け業者7社に、納期を定めないで一括生産させた部品、約777個を無償で保管させ、必要のたびに納品させていました。
 トヨタ自動車東日本は「勧告を厳粛に受け止め必要な措置を講じ、再発防止を進めてまいります」とコメントしています。