宮城県の村井知事は、就任後初めて県内を訪れた牧野京夫復興大臣に対し、防災庁の地方拠点を県内に設置するよう要望しました。

 村井知事は30日、高市内閣の発足で就任した牧野復興大臣と県庁で会談しました。この中で、牧野大臣に対し、政府が2026年度中の創設を目指している防災庁について、地方拠点を県内に設置するよう求めました。

 村井知事「地方拠点については、是非宮城県に設置してもらえるように、県民を代表して強く強く強くお願いする」

 これに対し牧野大臣は「設置場所については検討中」と答えるに留まりました。

 牧野京夫復興大臣「北と南、それぞれ予想される大きな地震に対する備えとして地方拠点を置こうと考えているので、どこが適地なのかは防災庁を設置したうえで検討していきたい」