2023年、宮城県柴田町で会社員の男性が殺害され男性の次男と長男の妻が逮捕された事件の控訴審で、仙台高裁は被告側の控訴を棄却しました。
2023年、柴田町の住宅で会社員の村上隆一さん(当時54)が殺害されているのが見つかりました。殺人などの罪に問われたのは、実行犯とされる隆一さんの次男・村上直哉被告(26)と、霊媒師になりすまし殺害を指示したとされる、長男の妻・村上敦子被告(49)です。
一審の仙台地裁は、敦子被告が霊媒師になりすまして直哉被告を操り犯行を主導したとして、敦子被告に懲役28年、直哉被告に懲役20年を言い渡しました。
控訴審で弁護側は、直哉被告については「心神耗弱」状態だったとして減刑を求め、敦子被告については霊媒師とは別人で殺人に関わっていないとし、無罪を主張していました。
30日の控訴審判決で仙台高裁の加藤亮裁判長は、「直哉被告は犯罪事実を認めていて、敦子被告の犯行動機に係る事実認定は不合理ではない」などとして一審判決を支持し、控訴を棄却しました。
 
                                        
                
             
                                        
                
             
                                        
                
             
                                        
                
             
                                        
                
             
                             
                             
                             
                             
                             
                             
                             
                             
                             
                             
                                             
                                             
                                             
                                             
                                             
                                             
                                             
                                             
                                            