中国の3隻目の空母「福建」が就役したことについて、木原官房長官は軍事動向を注視しながら「冷静かつ毅然(きぜん)と対応する」と述べました。
木原官房長官 「空母『福建』は、これまでの2隻より大型で艦載機運用能力の向上も指摘されております。空母『福建』の動向を含めて、我が国周辺の軍事動向に対し、強い関心を持って注視しながら冷静かつ毅然と対応していく」
中国の新しい空母「福建」は中国の空母としては初めて電磁式カタパルトを搭載していて、艦載機のより効率的な運用が可能になるとされています。
木原長官は中国軍が「遠方の海域における作戦遂行能力の向上を企図している」との見方を示しました。
そのうえで「日本周辺での警戒・監視活動に万全を期していく」と強調しました。