茨城県の神栖市長選挙で立候補した現職と新人が同じ得票数となったことを受けて実施された投票用紙の再点検の結果、再び同じ票数となり、改めて新人の木内敏之氏の当選が確定する見通しです。

 現職の石田進氏(67)と新人の木内敏之氏(64)の2人が立候補した神栖市の市長選挙は9日に投開票が行われ、ともに得票数が1万6724票になりました。

 公職選挙法の規定によるくじ引きの結果、木内氏の当選が決まりましたが、石田氏の異議申し立てを受けて選挙管理委員会は投票用紙の再点検を行いました。

 結果は両者とも同じ得票数になったため、くじ引きの抽選の結果が採用されることになり、今後、正式な手続きを経て新人の木内敏之氏の当選が確定する見通しです。