火葬するため寺院に運ばれた棺(ひつぎ)の中で死んだと思われていた女性が動き出し、関係者を驚かせました。

 僧侶が棺の中をうかがうと、横たわっていた女性が体を動かしています。

 タイ・バンコク郊外にあるノンタブリー県の寺院は23日、火葬のために運ばれてきた棺の中で女性が動き出す様子をSNSに投稿しました。

 AP通信によりますと、この65歳の女性は2年間寝たきりで、2日前に呼吸が止まったということで女性の兄が棺に納めました。

 火葬のため寺院を訪れたところ、死亡診断書がなかったため、受け入れを断られました。

 寺院の関係者が死亡診断書の取得について説明をしている最中、棺の中からノックの音が聞こえました。

 女性はすぐに近くの病院に運ばれたということです。