“ルフィ”などと名乗るグループによる一連の強盗事件を巡り、1審で有罪判決を受けた幹部の男の控訴審が始まり、1審判決の量刑が不当だと訴えました。
「ルフィグループ」の幹部・小島智信被告(47)は、2022年に東京・稲城市で起きた強盗致傷事件などを手助けした罪や、詐欺の罪などに問われています。
1審の東京地裁は小島被告に懲役20年の判決を言い渡し、小島被告は控訴していました。
26日、東京高裁で控訴審の第1回が開かれ、弁護側は「一連の事件が大々的に報道されたことに引きずられ、1審判決は起訴されていない余罪も含めた重いものになっている」として、量刑が不当だと主張しました。
検察側は、控訴を退けるよう求めました。
裁判では新たな証拠は提出されず、この日で審理を終えました。
判決は12月19日に言い渡される予定です。