ベガルタ仙台は2日、森山佳郎監督が来シーズンも指揮を執ることを発表しました。3年目のシーズンに臨む森山監督はあらためてJ1昇格への決意を語りました。

 森山佳郎監督「僕の覚悟が甘かったことが最後、詰めが甘かった原因。いつまでも下を向いているわけにはいかない。この強烈な悔しさをポジティブなパワーにして、次のシーズンに向けてエネルギーを蓄えて、何としてでも自動昇格を狙って頑張っていきたい」

 1日夜に開催された謝恩パーティーで来年シーズンへの決意を語った森山監督、2日に正式に続投が決まりました。

 森山監督は、2024年シーズンにベガルタの監督に就任すると2023年16位だったチームを6位まで引き上げ、J1昇格プレーオフの決勝へと導きました。

 今シーズンは最終戦で敗れ7位に終わりJ1昇格を逃しましたが、最後まで上位争いを繰り広げました。

 森山監督は29日、最終戦後のセレモニーでサポーターに来シーズンこそ昇格を果たしたいとあいさつし続投に意欲を見せていました。

 森山監督がベガルタで3年目の指揮を執る来シーズン、Jリーグは秋春制に移行するためJ1昇格が懸るリーグ戦は8月に開幕します。このため2026年に限っては、2月から6月までJ2とJ3のクラブで争う百年構想リーグに臨むことになります。