仙台地方裁判所の新しい所長に守下実氏が就任し「民事訴訟手続きのデジタル化を進めたい」と抱負を述べました。

 守下実所長は、広島県出身の60歳です。東京大学法学部を卒業後、千葉地裁の判事や司法研修所の所長代行を歴任しました。東北での勤務は初めてです。

 守下実所長「民事訴訟手続きは2026年5月までに改正法が全面施行され、訴状などのオンライン提出や訴状記録の電子化が実現する予定で、その円滑な実施に向けた検討準備を着実に進めていく」

 そして、民事裁判の書類を電子提出するシステム、mintsは弁護士に登録が義務付けられていますが、仙台では7割にとどまっていて周知を急ぐ考えを示しました。