立憲民主党と公明党が新党を結成し、従来の構図が変わる急転直下の動きに、宮城県の政党関係者からも驚きの声が上がっています。
高市総理が衆議院の早期解散を決めたことで、政局が日々大きな動きを見せています。
16日には、立憲民主党と公明党が新党、中道改革連合の結成を発表しました。
2月にも行われる衆議院選挙で、保守色の強い高市政権の対立軸になることを狙います。
立憲民主党宮城県連の副代表で自身も候補者となる鎌田さゆり衆院議員は、この動きを歓迎しました。
鎌田さゆり副代表「考え方が一致すれば政界再編はいつでも起こり得ますので、やはり公明党さんはクリーンな政治をずっと標榜してきました。私たちはそこは一致していますので、一緒になるということは理にかなっていると私は確信しています」
2025年10月に自民党との連立政権から離脱した公明党の宮城県本部、伊藤和博代表代行は立憲民主党との政策の近さを理由に挙げました。
公明党宮城県本部伊藤和博代表代行「離脱の原因になった政治とカネの問題、その件について賛同する旨を早いうちから表明していただいていたので、特にそこは大事なことだと思います」
一方、宮城県で立憲民主党と友好的な関係を結んできた共産党からは、批判の声が上がりました。
共産宮城県委員会中島康博委員長「新党結成というのは、結局何を旗印にしてやるのかっていうのはやっぱり見えないと私たちは思っております」
新党と連携するかについては。
共産宮城県委員会中島康博委員長「政策的な合意の中身がどうなるかっていうことによってですけども、今の流れで見るとなかなかはっきり言って難しいかなという気持ちを今思っております」
対する自民党宮城県連の高橋伸二幹事長は。
自民党宮城県連高橋伸二幹事長「選挙協力ということは協議しているのかなあとは思っていましたけど、同じ党になるということについては率直に驚いているところです」
ただし、自分たちのすることは変わらないといいます。
自民党宮城県連高橋伸二幹事長「こちらはこちらで全力を挙げて成果を上げたいということですね」
自民党と連立政権を組む日本維新の会の宮城県組織、小野寺健幹事長は野党に結集軸ができたことを警戒します。
宮城維新の会小野寺健幹事長「話題性がある選挙戦になりますので、非常に厳しい戦いになるかと思いますけれども、ただ私どもとしては身を切る改革も含めて改革政党だと自負しておりますので、このことをぶれずに皆様に訴えていきたいと思います」
2月にも衆議院選挙が行われる見通しとなり、宮城県の各選挙管理委員会が対応に追われています。
鈴木奏斗アナウンサー「仙台市の選挙管理委員会も既に選挙モードとなっていまして、職員の皆さんが総出で選挙の準備に当たっています」
仙台市選挙管理委員会では、投票所を確保するため職員が施設と連絡を取って調整を進めていました。
仙台市では、2025年10月の宮城県知事選挙で投票所を173カ所設置するなど他の自治体よりも数が多いこともあり、一部の職員は三連休も作業を進めました。
仙台市選管選挙管理課三浦貴之課長「急遽解散の見通しとなりましたので、非常に日程的にタイトでハードな状況ですが、今週から本格的に急ピッチで準備を進めているところです」
有権者に発送する入場券は、投開票日が決まっていないため印刷業者に発注できずにいます。
仙台市選管選挙管理課三浦貴之課長「日程が確定していない状況ではございますが、最短の日程でも対応できるように我々としては全力を上げて取り組んでまいりたいと考えてございます」