■サケ“幻の魚”に? 漁獲量激減 

三面川鮭産漁業協同組合 平田茂伸副組合長 「サケは帰ってこなくなるのか。本当に“幻の魚”のなるのか」

 記録的な不漁が続くサケ。新潟県の三面川では古くからサケ漁が盛んで、2017年には5万匹近い漁獲量がありましたが、近年は10分の1まで減少し、1匹も取れない日もあるといいます。

 地元の“冬の味覚”にも影響を与えています。ぶつ切りにしたサケを、水・味噌・塩で煮る郷土料理「川煮」です。

 シンプルな味付けのため、新鮮さが命。とれてから30分以内に鍋に入れなくてはなりません。

能登新 山貝誠社長 「今後もしこの不漁が続くと、サケ料理は高価なコースにならないと維持できない」

 減少の一途をたどるその理由には、海水温の上昇により稚魚が水温に順応できないという説と、環境が厳しくなっているという説があります。

新潟県 水産海洋研究所 樋口正仁所長 「水温の上昇によってサケが食べるエサの質や量が変わったり、他の動物・魚類の量が増えてきて、サケの住む場所が少なくなっている。現在生き残っているサケを大切にし、稚魚放流することが大事」