出没が相次いだクマを安全に追い払おうと、宮城県石巻市はクマよけスプレーを搭載したドローンを導入すると発表しました。

 石巻市は19日、ドローンを使った測量サービスを展開するテラドローンなど2社とクマ撃退用のドローン導入に関する連携協定を、国内で初めて結びました。

 今回導入されるドローンは、辛み成分のカプサイシンなどが入ったスプレーを搭載しています。実際にクマが出没した場合に、ドローンがクマの頭上からスプレーを噴射します。

 ドローンにはカメラも搭載されているので、最大約1キロ離れた場所から操作することが可能だということです。

 機体は当面の間、石巻市に無償で貸し出されクマが現れた際は今回協定を結んだ測量会社の従業員が操作を担当します。

 テラドローン徳重徹社長「離れた所や安全な所からスプレーを噴射することで、安全面も担保されていることが大きな特徴」

 宮城県では2025年度、クマの目撃は3483件と過去最多で人身被害が6件発生するなど各地で被害が相次いでいて、石巻市はドローンの導入でクマに対応する職員の安全確保や負担軽減につなげたい考えです。

 石巻市は年度内にもドローンを配備して、活用する方針です。