3月3日の桃の節句を前に、こけし工人が作ったひな人形の展示会が宮城県蔵王町で開催されています。

 みやぎ蔵王こけし館で始まったこけしびなまつりには、250点の作品が並びます。

 重信友里アナウンサー「ここ遠刈田が発祥と言われているこけし。遠刈田系のこけしには頭に放射状の赤い髪飾り、体には梅や菊など伝統的な柄が描かれています。どれも表情豊かです」

 華やかな衣装に身を包んだものや、ころんと丸い体に小さな顔が特徴の作品。イチゴを型どったこけし雛など大きさはもちろん、形や色遣いなども様々です。

 2025年10月に工人デビューを果たした高城慧さんの作品は、赤で描かれることが多い花を緑で描くなど新たなこけし作りに挑戦しました。

 蔵王町地域おこし協力隊高城慧さん「いつも見える所に置いてもらい、ふとした時に見ていいなと思ってほしい」

 自分だけのこけしを作ることができることも楽しみの1つです。大阪府から家族で旅行にきていたこちらの兄妹は、1時間ほどかけ完成させました。

 妹「簡単だとはじめは思っていたけど、意外と難しかった。一番好きなところは、お花の柄」

 兄「頭の所は筆の形通りに色を着けました。伝統工芸品の職人さんが、どれだけ苦労して作っているかが分かりました」