EU=ヨーロッパ連合は、臨時の首脳会議を開き、アメリカのトランプ大統領が求めるグリーンランドの領有権について協議を行いました。

 デンマークのフレデリクセン首相は会議を前に、記者団に対し「交渉はしない」と売却を拒否する一方、北極圏の安全保障の強化については「アメリカと協議することは可能だ」との認識を示しました。

 また、EUのフォンデアライエン委員長は、「アメリカを含むすべてのパートナー国と北極圏の安全保障への協力を深めたい」と述べ、次の長期予算で、グリーンランドへの投資を倍増させる計画だと明らかにしました。

 一方、トランプ大統領は22日、記者団に対し、交渉は継続中だとしながらも「良い結果になると思う」と述べ、合意はヨーロッパにとっても有益だと強調しました。

 また、アメリカが負担するのは次世代のミサイル防衛システム「ゴールデンドーム」の建設費だけで、「我々が望むことは何でもできる」として、グリーンランドへの「完全なアクセス」を無期限で確保できるとの認識を示しました。