東京・品川区にある空き家のアパートなどに放火したなどとして不動産会社の社員ら6人が逮捕されました。地上げによる土地トラブルとみられています。
不動産会社・社員の内藤寛己容疑者(31)や職業不詳の山上龍太朗容疑者(28)ら4人は去年11月、品川区にある空き家のアパートの室内にガソリンをまき、火を付けた疑いが持たれています。
捜査関係者によりますと、内藤容疑者が勤務する不動産会社は事件のあった地区の地上げを行っていました。
内藤容疑者は指示役とみられ、周辺住民の立ち退きなどを進めるために実行役とみられる山上容疑者ら3人に放火を指示したということです。
放火をすることで地上げを有利に進めようとしていたとみられています。
また、去年10月には同じ品川区内の60代の男性宅のポストなどが燃える火事が起きていて、指示役とみられる内藤容疑者とともに沖本瑠介容疑者(30)と直井駿太容疑者(29)が放火未遂の疑いで逮捕されました。
アパート火事を目撃した周辺住民 「煙がすごかった。10月、燃えたアパートの隣のポストが燃やされた。消防がいっぱい来ているからなんだとなった」
指示役とみられる内藤容疑者と実行役の5人は知人だということです。
取り調べに対し、内藤容疑者は「間違いありません」と容疑を認め、他の5人も大筋で容疑を認めているということです。
警視庁は内藤容疑者が指示に至った経緯などを詳しく調べるなどして事件の全容解明を進めています。