国連の独立調査委員会は19日、アフリカのスーダンで民兵組織がジェノサイド=大量虐殺を行った疑いがあると指摘しました。
国連 独立調査委員会のメンバー 「犯罪のパターン、定着度、規模、組織性、そして累積的な影響に基づけば、導き出される結論はただ一つだ。それは、ジェノサイド(大量虐殺)の兆候だ」
国連の独立調査委員会は19日、内戦が続くスーダンで国軍と対立する民兵組織「RSF」が民間人に対するジェノサイド=大量虐殺を行った疑いがあると明らかにしました。
「RSF」が去年10月に西部のファシェルを制圧した際、非アラブ系住民のザガワ族とフール族を標的にして殺害や拷問などを繰り返したと指摘しました。
7歳から70歳までの女性に性暴力を加え、3日間で少なくとも数千人が殺害されたとみられています。
また、制圧に先立って「RSF」は約1年半、都市を包囲し、食料や水、医薬品などを遮断していたということです。
調査委員会は民間人の保護や加害者の責任追及などを国際社会に求めています。