3月27日は、さくらの日です。3×9(咲く)=27の語呂合わせと、二十四節気七十二候の1つ桜始開に当たる時期であることから、1992年に日本さくらの会が定めました。

 仙台は31日の開花が予想されていますが、ウェザーニュースでは、1月上旬から桜の開花日を予想し発表しています。
 ウェザーニュース桜開花予測担当有岡俊介さん「桜の名所の独自取材をやっていまして、そちらの方でつぼみの状態や今までの実況の気温、これからの予想気温から開花予想が作られています」

 ウェザーニュースでは、1日の気温の変化や地域による天気傾向などについて6カ月先までの長期予報をしています。こうした気象データに全国のユーザーから集めたつぼみの情報や、過去10年以上数百万件に及ぶ観測データと組み合わせた独自の方法で算出し、桜の開花を予想しています。
 ウェザーニュース桜担当有岡俊介さん「的中率は言えないんですけど、温暖化に加えて桜が年を取っていくと開花が早くなる傾向になっています。ここ10年で見ると、過去に比べると早くはなっています」

 こうした専門的な方法だけではなく、600℃の法則で誰でも開花日の目安が分かるということです。
 2月1日から毎日の最高気温を足していき600℃に達すると桜が開花するという法則です。2025年の仙台を見てみると、4月3日に603.9℃となりました。実際の開花日は4月4日でその差は、わずか1日です。

 2026年は3月27日までの最高気温の合計が560.9℃、この先の予想最高気温と照らし合わせると30日ごろには600℃を超える見込みです。ちなみにウェザーニュースの予想は3月31日です。

 開花宣言は、仙台管区気象台が発表します。
 仙台管区気象台畠山孝浩さん「この標本木全体で見て、5輪から6輪が咲いた状態になれば開花」
 5輪から6輪という基準は、昔から決まっていたわけではありません。
 仙台管区気象台畠山孝浩さん「全国の気象台で何輪咲いたら開花にするか調べたら、2輪から3輪で取っている所があったり5輪から6輪で取っている所もあったりして、統一されていなかった。5輪から6輪で取っているところが一番多かったので、それでは5輪から6輪で今後は取りましょうとなりました」
 正確なデータを取るため、成長の仕組みが異なる根や幹から咲く胴咲きの花はカウントしないということです。

 2026年は、仙台の標本木に変化がありました。
 仙台管区気象台畠山孝浩さん「2025年12月19日に標本木を変更しています。2025年まではかなり大きな標本木で観測していましたが、2026年からは若い標本木に代わった」

 2025年までの標本木は植樹から74年と老木化が進み病気のリスクが高まったため、2016年に植えられた新しい木に引き継がれました。開花宣言に影響はないのでしょうか?。
 仙台管区気象台畠山孝浩さん「最低でも3年間比較観測して、問題が無いことを確認しています」
 言わば桜の世代交代で、開花時期に差が無いことを3年かけて確認し、慎重に引き継ぎをしてました。

 仙台管区気象台畠山孝浩さん「気象庁では現在、桜の開花予想は行っていません」
 2010年、気象庁は50年以上続けてきた桜の開花予想を終了しました。開花の予想は民間に任せ、気象庁は人命や防災に関わる情報を最優先にして、桜の開花の観測は全国で同じ基準で記録するためいまも続けられています。
 仙台管区気象台畠山孝浩さん「皆さん桜の開花をだいぶ待ち望んでいると思いますので、開花をしっかり観測して皆さんに早くお伝えできるようにしていきたい」